あなたの周りにも「完璧主義者」はいませんか?
完璧主義者とは、その名の通り、全てにおいて完璧にこなさないと気が済まないタイプの人をいいます。
何に関しても、中途半端なことができないのです。
完璧主義にはいくつかのパターンが存在するが、その多くに共通するのは自分の期待通りにものごとを行わないと、すべてが失敗に終わったように感じるという強迫的な観念である。
そんな「完璧主義者」の心理とは?
▼理想が高い
完璧主義者は自分に高いハードルを設けて、何事も欠点が無い状態を目指そうとします。
恋愛、人間関係、仕事、お金、趣味…
たくさんのことに対して理想が高く、高い理想を目指そうと努力します。
とにかく目立ちたかったり、「すごいね!」と言われたかったりなど、周りから褒められたいという意欲が人よりもあります。
褒められることが嬉しいから、もっと頑張ろう!と思ってしまうのです。
▼自己評価が低い
一見、完璧主義者は自己評価が高いと誤解されがちです。
しかし、それは大きな間違いなんです。
完璧主義の方は「自分にとても厳しい」ことが多いので、周りからの評価はとても高いのに、自分だけが、自分にダメだししているケースが多いのです。
今の自分自身はダメだと思っています。
欠点だらけ、不完全、欠陥品だと思っています。
理想をかなえた条件付きの自分しか受け入れていないということは、自己価値はそれだけ低いことを意味します。
理想に達しない自分を認めていないということですから。
▼常に人の評価が気になる
完璧主義な人は、「他人からどう見られているか」を普段から過剰に気にしてしまう人が多いようです。
その背景には「すべての物事は完璧にしないと無意味」、「完璧でないと愛されない」という、歪んだ思い込みがあります。
自信がないからいつも不安、何か結果を出していないと自分に価値がないように感じてしまう。
だから、いつもイライラして焦っている。
他人から高い評価を得ることで自分の価値を確認しています。
▼自分思い通りにしたい
自分の能力に根拠のない自信をもっており、自分なりの理論ですべてを計ろうとするので、周囲は戸惑うことが多いです。
完璧主義者の人は良い意味でも悪い意味でも「自分を持っている傾向」にあります。
自分なりの価値観や譲れない物がある為、それが長所でもあり短所でもあるのです。
思い通りにならないと気がすまないという性格の持ち主で、その特徴をひとことで表現するなら、「わがまま」ということになるでしょう。
自分の思い通りにならないと、自分も人も許せないと感じます。
▼過度な責任感を持っている
根が真面目すぎて責任感を人一倍強く感じてしまう傾向が強いようです。