他人の「独り言」って気になります…
「独り言」が周囲に与える影響
仕事が順調でも不調でも、何かの拍子で自然にポロリと口から出てくる【独り言】。誰にでも身に覚えのあることだとは思うが、職場では度が過ぎるとそれが“迷惑行為”となってしまうこともしばしばある様子。
引用元のアンケートでは、「独り言」は口癖や貧乏ゆすり等を抑え職場での迷惑行為 “第1位”…。
迷惑行為は当然ながら「継続時間の長さ」がポイントだということだ。一度きりなら許せても、それがエンドレスならストレスになる
独り言自体は全く無関係な他者の観点からは異質性を醸し出す嫌悪の姿に他ならない
本人にとっては精神的バランスをとる為の行動であっても、あまりにそれが続くと周囲にとっては大きなストレスになっている可能性も。
あまりにも独り言が多い人は、周りが見えてない、自己中心的な人に思えてなりません。
なぜ人は「独り言」を言うの?
独り言は精神的バランスをとるための行動
独り言は精神的なストレスがかかった時によく出ると言われています。
独り言とは内と外との自分との対話であり、「自己肯定感を得ること」により、「自尊心を保つ」ことに繋がっている
独り言の最中は、他人と話をしているときと同様に考えをまとめて喋っています。独り言を言う過程でたまっていた憂鬱な気分が解消され、心理的バランスが回復されるのだそうです。
「困ったので手伝って系」の人は、周囲の人が自然に手伝ってくれるのを期待したうえで、あえて自ら助けを頼むことをせずに、独り言を発しています
特に職場では、困った時に普通に周囲に手伝いをお願いするのではなく、独り言の形で「助けて」のサインを出している場合も。そんなときは、周囲はできるだけそれを察して手伝ってあげることも大事です。
また、普段ほとんど話さない人は、自然と独り言が多くなる特徴がある
周囲とコミュニケーションをあまりしない人ほど、独り言が多くなる傾向があるのだそうです。
正常な「独り言」と危険な「独り言」
独り言を言っている人は意外と多いですが、病気の可能性もある
スポーツ中継を見ていて「よし!」と言ったり、重いものを持ったときに「よいしょ!」と言うような独り言には全く問題はありませんが、場合によっては独り言が病気のサインであることも…。
子どもは一人でもよくしゃべっていますが、想像力や感受性が豊かな人は比較的独り言が多いようです。逆に病気の場合は、統合失調症やうつ病、強迫性障害などが原因とも考えられるので要注意
ネガティブな独り言が多い場合は特に注意が必要です。
誰も人がいないのに声が聞こえてくる ──
独り言が多い ──
独り笑いが多い ──
このような症状は、「統合失調症」の可能性も考えられます