■男性不妊
「欧米男性の精子の濃度が40年で半減した」という衝撃の調査結果が発表された。日本人も対岸の火事ではなく、欧州4か国との比較で、精子の数が最も少なかったことが過去に判明
世界保健機関(WHO)によると、不妊症の48%は男性に原因があり、男女による差はない
精子の数などが自然妊娠するための基準値に満たず、不妊リスクを抱える日本人男性は4人に1人
■不妊の原因は精子
女性不妊症はホルモンや生理周期、卵管の通過状況など検査項目が多いのに対し、男性不妊症は精液検査で精子の数や運動能力を調べれば、ある程度わかります
動かない精子もいれば、頭が2つあったり尻尾がちぎれたりした奇形の精子もいる。WHOの基準では、正常な精子が4%以上いること、となっています
35歳を過ぎると細胞分裂を促す精子の力が衰えていく人たちが存在する
■この男性不妊が原因で離婚を考えるという人も
男性不妊で離婚しました。復縁は可能でしょうか?30歳男性です。結婚3年目、2年間子作りをして授からなかったので不妊治療専門医に診てもらうと私の精子の運動率が悪く(3回行いましたが20%前後)自然妊娠は難しく顕微授精を勧められました。
男性不妊(治療不可)で離婚を提案した女性は非難されるのでしょうか。夫が男性不妊(治療不可)のため離婚を考えている者です
男性不妊で離婚するかどうか 3年前に男性不妊が発覚し、その後、顕微授精をチャレンジしましたが結果がでず
■男性不妊が原因で夫婦に亀裂が…
夫婦の絆を強くすることもあれば、夫婦仲に亀裂が入ってしまうこともある不妊の問題
子どものことや将来のことを話し合いました。時には罵声が飛び交ったり、嗚咽が漏れたりする日も
僕は身を引くから、もっと精子が元気な、僕以上に素晴らしい男の人はいるんだから、君はそういった人と結婚しなさい…みたいな感じ
自暴自棄に…。
■最近は「ブライダルチェック」をするというケースも
最近では、結婚前の「ブライダルチェック」で男性不妊が判明し、破談になったり、結婚後も離婚原因になるケースが
ブライダルチェックとは、女性が結婚前に妊娠・出産に備えて、婦人科器官がきちんと機能しているか検査してもらうのと同じように、男性が結婚前に自身の生殖能力のチェックを行うこと
精子の状態は、体調によるところが大きいです。一度の検査結果が悪くても、何回か受けることが大切
■子供が欲しい…という願いがお互いの仲をギクシャクさせる
彼女は婚約破棄を決断、彼のことを愛していたが、同時に子どもを諦めることもできなかった
自分の精子は悪いわけがないという自信がありましたが、結果は悪かったのです。自分ではどうにもできません。彼女が子どもを希望しても、かなえることができない
夫婦どちらかが子どもを強く望んでいればいるほど、離婚に至る確率は高い