★『十角館の殺人』 綾辻行人
十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家は、半年前に焼死。学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!
最近読書してなかったのですが、秋の夜長だし…半年程前に買って途中までしか読んでなかった「十角館の殺人」を一気に読み終えた。最後まで犯人が分からず大どんでん返しが待っていて面白かった。
綾辻行人「十角館の殺人」も読了したのだった。最近ミステリーがブーム。こちらもなかなか驚いた。何となくこいつが怪しいとは思ったけど、まさかアレがアレだったとは…。「最後の一撃」ではないにせよ、犯人の判明するあの一言は衝撃。ちゃんとその手前でページが改まっているのには感心した。
十角館の殺人〈新装改訂版〉を読了。何度読んでもゾクゾクする、何度読んでも唸ってしまう、何度読んでも憧れてしまう。館シリーズは全作読んだ、他作品もほぼ読んだ、やはり1番ゾクゾクしたのは十角館だった…6日目の最後の1行は犯人を知っていてもゾクリとさせられる。間違いなく私の運命の1冊
★『アリス殺し』 小林泰三
不思議の国”の住人たちが、殺されていく。どれだけ注意深く読んでも、この真相は見抜けない。
「アリス殺し」 小林泰三
を読了しました。
ふしぎの国と現実、二つの世界がリンクして起こる殺人事件。読み進めるほどに頭の中で謎がおぼろげに解ける中で何かが引っ掛かり、それが解ける瞬間は上質なミステリーのものでした。
犯人の結末にゾっとするのは今まででトップの作品です。
半年ぶりくらいに小説読んだ 小林泰三さんの「アリス殺し」タイトルからしていい感じに狂ってそうですが、いやいや中身は想像以上にはっちゃけていた 不思議の国の住人がある日突然殺された…その犯人をめぐるミステリ小説 とんちんかんなやりとりや、どんでん返しミステリーが好きな人にはまるね!
★『そして誰もいなくなった』 アガサ・クリスティー
さまざまな職業、年齢、経歴の十人が島に招待された。客たちが食卓についたとき、どこからともなく客たちの過去の犯罪を告発してゆく声が響いてきた。そして童謡のとおりに、一人また一人と…
今更ながらアガサ・クリスティーのそして誰もいなくなったを読んだ。面白かったー!十角館の殺人がそれのオマージュだと知っていたので気になってたんです。犯人最後までわかんなかった。面白かったなあ。
アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」を読了。遅ればせながらこの名作を読みました。最初からワクワクしっぱなしで、こんな読書いつ以来か。この人の作品はあと数冊は読むつもり。ちなみに犯人は最後まで分からなかった。
★『火刑法廷』 ジョン・ディクスン・カー
広大な敷地を所有するデスパード家の当主が急死。その夜、当主の寝室で目撃されたのは古風な衣装をまとった婦人の姿だった。その婦人は壁を通り抜けて消えてしまう……
ジョン・ディクスン・カー「火刑法廷」読了。中世の魔女刈りなど、オカルトの雰囲気をたたえつつ、密室殺人と消えた死体の謎に挑む本格推理小説。
最近読んだ中では、次々に怪しい人物が入り乱れて最後まで犯人がわからない話の運びが秀逸だった。作品世界が一転するエピローグにも驚いた。
ジョン・ディクスン・カー 火刑法廷読了。オカルト趣味の絶妙な匙加減で怪しくて魅力的な謎を演出していて、良くあるトリックのややこしさもなく、謎が解かれた時に視界がズバッとひらける感覚は堪らない。
ここまでやるかというくらい最後まで楽しめた作品でした。
【番外編】最後まで読んでも犯人がわからない小説
★『どちらかが彼女を殺した』 東野圭吾
究極の「推理」小説自殺の偽装を施され、妹は殺された。警察官である兄が割り出した容疑者は二人。犯人は妹の親友か、かつての恋人か。
犯人が最後まで明かされないため、講談社ノベルスからの初版が出た直後、編集部に犯人が誰かについての問い合わせが殺到した。
東野圭吾さんの「どちらかが彼女を殺した」読み終わった
最後の最後まで誰が犯人か明かさず読者に推理させるという変わった試みの1冊
犯人を特定するには読み込まないと無理かも
面白い作品だった