■世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス
令和2年4月7日に出された新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言について、令和2年4月16日に対象地域が全都道府県に拡大されることとなりました
国内で新型コロナウイルスへの感染が確認された人は、クルーズ船の乗客乗員を除いて、18日、1万150人となり、全国で1万人を超えました
日本時間の19日午前3時の時点で、新型コロナウイルスの感染者の数は世界全体で229万3644人となっています
■感染予防策として手指の消毒が有効とされています
ドアノブや電車のつり革など様々なものに触れることにより、自分の手にもウイルスが付着している可能性があります
■一方で、ウイルスは付着後、一定時間生存することも明らかに
コロナウイルスは、室温だと、金属、ガラス、セラミック、プラスチックの上で数日にわたって感染力を保ったまま存続することができます
アメリカの研究チームの論文によると、ステンレスでは48時間、プラスチックでは、72時間生存するという結果が出ています
■そこで注意すべきなのは「スマートフォン」です
いつも手にするスマホは、目には見えない菌にさらされる可能性が高い
スマートフォンの表面はガラス・ステンレス・プラスチックなどで構成されているため、消毒を行わない場合、数日間にわたってウイルスが生存してしまうことになります
帰宅して念入りに手を洗っても、外でいろいろなものに触れた手で使っていたスマートフォンをそのまま触ってしまっては台無しです
■帰宅したらスマホもしっかり綺麗にする必要があります
スマホを消毒される時は、消毒液を直接かけるのではなく、消毒液を塗ったクロスで拭く方法が有効
コロナウィルスがアルコール消毒(70%)で感染力を失うことが、厚生労働省のホームページで示されています
ドラッグストアで購入できる「消毒用エタノール」をティッシュや布に含ませて除菌シートのように使用しても良いでしょう
■スマホを消毒する際の注意点
開口部から消毒剤や石鹸水などの水分が入り込むことで、水没状態になったり、内部の端子などに不具合を起こしたりする可能性があります
充電しながら洗浄をしてしまうとショートの恐れがあるので、充電器は抜いて洗浄をするようにしましょう
機種によっては画面のコーティングがダメージを受けることもあります。本体の材質やクリーナーの成分を確認してから使用しましょう