■新型コロナウイルスが猛威をふるっている
アフロ
Employees work on a production line manufacturing protective suits at a clothing factory, as the country is hit by an outbreak of the novel coronavirus, in Shijiazhuang, Hebei province, China Februar… by 写真:ロイター/アフロ
中国では、新型コロナウイルスの感染が確認された人が7万5000人を超え、死亡した人は2236人に上っています
致死率はSARSの5分の1程度のようだが、死者数は既にSARSを上回っており、感染拡大のスピードも速い
石川県に住む50代の県職員の男性が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。石川県で新型コロナウイルスの感染者が確認されたのは初めて
国内では新たな感染者が続々と報告されています。
■そんな未知のウイルスに対抗するのが「免疫」だ
ウイルス対策として免疫力アップに関心が高まっている
新型コロナウイルスやインフルエンザの影響で体調管理の関心が高まる中、「免疫力を高める」効果があると言われている食品が注目
どんな感染に対しても最大の防御となるのは、免疫機能を活発に健康にしておくこと
■まず、免疫を落とさないようにするにはどうすればいいのか?
免疫にかかわる細胞は、心の動きにとても敏感で、「悲しい」「つらい」などマイナスの感情を引き起こすストレスにとても弱い
まずは睡眠です。夜ふかしや残業などで睡眠不足がちな方は要注意です。カラダの充電、脳の疲れがしっかり取れず、カラダの免疫バランスが崩れます
慣れない夜更かしはせず、生活リズムを整えて。NK細胞が減少する40代からは特に、無理をしないで
■食事や飲酒、喫煙なども影響する
肥満そのものも免疫力を下げる原因にもなっています。逆にダイエットなどで食事を「食べなさすぎ」になっている場合、栄養不足で免疫に必要な材料が足りなくなって、免疫力がダウン
「冷えは万病のもと」と言われているように、冷えは便秘や肩こり、不眠などのさまざまな不調の原因となるだけでなく、免疫力を低下させる大きな原因の1つ
飲酒や喫煙も免疫力を下げます。このような要因がいくつも重なってくると免疫力は加速度的に落ちてしまいます
■以上を意識した上で免疫を高める生活を。まずは「腸」を意識する
NK細胞をはじめ、免疫細胞の約70%が存在している腸。腸が健康であれば、NK細胞の力も高まります
便秘や下痢、食べ過ぎ飲み過ぎで腸の力を低下させない(腸管免疫の低下を予防)
まず、栄養バランスの良い食事をすること。そして規則正しく食事をとることで、腸が活発に動き出します。さらに、ヨーグルトなどの発酵食品の他にも、食物繊維、オリゴ糖などの栄養素は、腸内細菌叢を改善して、免疫力を高めてくれます
■食事は「たんぱく質」を意識する
タンパク質は、細胞の主要な成分ですので、豆腐、肉、乳類などの良質のタンパク質を摂取することで、免疫細胞の働きを良くしてくれます
納豆も免疫細胞を活性化する食品だ。 さらに納豆菌には抗菌作用があり、胃酸にも強いので、 かなりの率でそのまま腸に届き、腸内環境の改善に役立つ
■免疫活性で忘れてはならないのが「キノコ」