■汗をかいてからの制汗剤の使用はNGと知ってますか?
夏は汗や皮脂がよく出るので、体臭が発生しやすい季節です。普段は体臭を気にしない人でも、気づいたら臭くなっている
夏になってくると、汗のニオイ対策です。制汗スプレーを使う人も多いことでしょう。
スポーツ後にスプレーをしている人も見かけます。しかし、「スポーツ後にスプレー」は実は間違った使用方法
・「夜の入浴後」に制汗剤を使用するのが効果的です
制汗剤は朝の外出前に使うイメージがありますが、「夜の入浴後」に使用するとより効果的です。肌が清潔な状態で使い、寝ている間から汗を抑えるとよいです。
一番肌が臭わないタイミングでスプレーします。すると、汗をかいたとしてもニオイを消臭してくれたり、菌を殺菌、増殖を抑えてくれたりします。
「汗の多い人は制汗成分が含まれているものを選ぶ」「ワキガ体質の人は香りが混ざらない無香料のものを選ぶ」など、自分の肌質や用途に合ったものを選びましょう。
■乾いたタオルで汗をふくのも「NG行為」です
汗をかいた際に乾いたタオルで汗を拭けば拭くほど汗が出てしまうと説明。その理由は“汗を肌の上で蒸発させないと、体温が下がらない
体温が下がらなければ、また汗をかき、悪循環になってしまうのです。
・濡れタオルでふくのがオススメ!
“ぬれたタオルで拭くこと”をオススメしています。汗と一緒に蒸発し水分を蒸発させることで体温を下げ、肌に残った塩分も取り除くことができる
■あの食べ物もNG!臭い汗の原因になります
暑い時や運動したときに「エクリン腺」から出るサラサラ汗と、脇や陰部などにある「アポクリン腺」から出るベタベタ汗の2種類があります。
辛いものやアルコール類の過剰摂取もNG。また、肥満や冷え性、寝不足、運動不足なども異常な発汗につながる恐れがあります。
肉食中心の食事は、ニオイが強くなってしまいます。食物繊維豊富な野菜もしっかり食べるようにし、タンパク質の代謝に必要なビタミンB6が含まれるマグロやカツオ、大豆製品など摂りましょう。
■風呂上がりの冷たいシャワーもNG!
お風呂上がりは身体が火照っているからといって、冷たい水を浴びて身体を冷やす、という考え方は間違い。
血流が滞って身体から熱が出ていきにくくなってしまいます。その結果、身体はポカポカと温まってしまう逆効果に。
汗が出にくくなり体内に熱がこもる。就寝後、寝汗がたくさん出る。
・お風呂では汗腺を鍛えると臭い汗の対策になります