都市部に住む若者が増加傾向
東京一極集中は是正されたとは言いがたく、やはり若者を中心に“東京信仰”は根強いものがあるようだ。
進路を検討するプロセスは、ほぼ全国共通であり、高校2年生の9月頃を境に地方の高校生の東京志向が強まっていく
しかし、給料は上がりにくい現実
毎日長い時間をかけて自宅と会社を行き来し、疲れ果てる親の姿を見てきた今の若い世代の中には、
「自分はそういう生き方はイヤだ」と、できるだけ会社の近くに住みたがる人が増えたのです。
都会に暮らす若者たちの間では『住居費を節約したい』という動きが出てきています。
こうした現状の中…
こうした中で、昔懐かしい風呂なしのアパートに暮らすライフスタイルにも注目が集まっています。
では、お風呂はどうするのか…
「近所に銭湯があるので問題ないです。お風呂掃除の必要もないので本当に楽ですよ。あえて言うなら夜1時頃に閉まる銭湯が多いので、帰りの時間を気にしながら飲まねばならないことでしょうか」
「問い合わせてくる人の多くは、20~30代。手頃な家賃で都心に住める点が魅力的なようです」
「 “風呂なし” に住むことで、銭湯に行く “銭湯のある暮らし” みたいな、新しいライフスタイルができたらいいな」
風呂がないと、家賃は相場の2万~3万円安くなるという。時には「広尾で6畳の角部屋、トイレは共同だが洋式で家賃2万9000円」というお宝物件と出会えることも。
また…
8畳ほどのワンルームでも都心では10万円近くする場合もあるため「狭いのにこんなにも値段が高いのか」と絶望した地方民も
今、若者の間で「激セマ物件」が人気なのをご存じでしょうか。
都市部でのミニマルな生活
4畳ほどの狭い部屋で最低限のモノしか置かない暮らし。住む場所や居住環境の傾向も、時代とともに変わるようです。
激セマ物件が人気、つまり部屋の快適さよりも、なるべく安く勤務地に近い都心に住みたいという気持ちの方が大きい
人気エリアの駅近で、部屋もキレイだけど、狭いから比較的家賃が安いという物件も探すと結構見つかります。昔は多かった“古い畳敷きの四畳半”のような狭小物件とは、だいぶ印象が違うと思います
さらに、最近では…