■少しでも金利が高く安全性も高いのがイイ・・・
出し入れ自由な普通預金がある程度たまると、そろそろ少しでも金利が高く安全性も高い預貯金にしたいと考えると思います。
次にどのような金融商品を考えるかは人それぞれですが、まだまだ投資を不安と感じる方や、元本保証のあるものにしたいと考える方は、とりあえず「定期預金」を考えてみましょう。
確かに超低金利が続いている今の日本では、定期預金では高い金利は見込めません。しかし定期預金が全く無駄なわけではありません。
定期預金のメリットは、預け入れた金額が満期時点で減るリスクがないことです。万が一預け入れている金融機関が破綻しても、預金保険法により1000万円までは保証されています。
定期預金の適用金利は預ける金額によって変わりますが、一般的には金額が多くなるほど金利も高くなります。
▼どの銀行が一番オトクなのか・・・、まとめてみました。
■住信SBIネット銀行
振込手数料、ATM手数料の面だけでも十分に利用価値がある銀行ですが、住信SBIネット銀行がお得なのはこれだけではありません。
住信SBIネット銀行だけに預けていた場合は、普通預金の金利が低いですが、株や投資信託などの取引ができる証券会社のSBI証券と連携することで金利を高くすることができます。
この仕組みのことを「SBIハイブリッド預金」といいます。厳密にいうと、SBIハイブリッド預金はMRFという投資商品ではあるのですが、ほぼ普通預金と思っていただいて大丈夫。
住信SBIネット銀行の普通預金だけに預けておくよりも、SBIハイブリッド預金がお得なのは確実なので、SBI証券も合わせて口座を持っておきましょう。
■楽天銀行
アフロ
A general view of Rakuten Crimson House headquaters in Setagaya on November 22, 2016, Tokyo, Japan. On November 16 Rakuten, Inc. announced a partnership agreement with FC Barcelona soccer team for fo… by 写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ
楽天銀行の最大のメリットと言われているのが、マネーブリッジによる楽天証券との連携です。
「楽天証券」との口座連動サービス「マネーブリッジ」を使えば、普通預金金利が5倍に大幅アップ!
「マネーブリッジ」は、「楽天証券」と「楽天銀行」の口座を連携させることで利用可能となる、各種サービス・機能の総称。
その中でも利用者にとって魅力的なのが、普通預金に優遇金利が適用される点だ。「マネーブリッジ」の優遇金利とメガバンクの普通預金金利を比較すると、その差はなんと100倍!
■SBJ銀行
SBJ銀行は韓国大手銀行「新韓銀行」の日本法人として2009年に設立された銀行。
外資系銀行ではあるものの、現地法人のため日本の銀行と同様に預金保険機構の対象です。
公共料金の口座振替ができないなどデメリットがありますが、定期預金金利はトップクラスの水準。
SBJ銀行の普通預金は優遇はないものの年0.02%(税引前)と比較的高く、定期預金金利はトップ水準です。