「演歌界のプリンス」から「ジャンルを超えたアーティスト」へ
デビュー21年目を迎え、「演歌界のプリンス」から「ジャンルを超えたアーティスト」へと、進化を遂げている氷川きよし
そんな彼の昨年末コンサートで初披露されたクイーンの名曲
昨年12月11日、12日、恒例のクリスマスライブ『氷川きよしスペシャルコンサート2019~きよしこの夜Vol.19~』が開催された。
全4公演、2万人の前で初披露したのは、伝説のロックバンド“クイーン”の名曲『ボヘミアン・ラプソディ』
クイーンのフレディ・マーキュリーが作詞作曲した「ボヘミアン・ラプソディ」。
最近では日本公開もされた音楽伝記映画が多くの人の心を打った。
披露されたのは、Queen側の認可を受けた
クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」は、湯川れい子(音楽評論家・作詩家)が日本語に訳した詩で披露
本作はQueen側の認可を受けた初の正式な日本語バージョン。
原作の趣旨に沿いつつもやや直球ぎみでポップかつユニークな解釈がなされている。
今夜は昨日今日と合計4ステージあった国際フォーラム・ホールAで行われた氷川きよしさんの「きよしこの夜」で、初めて「ボヘミアン・ラプソディ」を聴かせて貰いました。寒気がするほど素晴らしい表現力で、思わず「こんな難しい歌を、よくぞ歌ってくれた❣️」と感動。涙がこぼれました。ありがとう pic.twitter.com/4fDbAzKVql
なぜ日本語でカバーすることに?
氷川さんは、享年45歳と短命だったフレディ・マーキュリーさんに感じるところがあったそうで、映画で「ボヘミアン・ラプソディ」の翻訳歌詞を読んで涙が出てきたといいます。
「フレディは葛藤しながら、苦悩しながら歌ってきたんだなということがすごく伝わって」と、スターでありながら孤独を抱えるマーキュリーさんの姿に共感する部分があった
懇意にしている湯川れい子さんに、「あの曲を日本語で歌わせていただきたいと、自分の心と体を通して思いを伝えたい」とお願いし、日本語で「ボヘミアン・ラプソディ」をカバーすることになった
今回、同曲のオフィシャル・ライヴ映像が公開に
氷川きよしが歌う「ボヘミアン・ラプソディ」日本語版(訳詩/湯川れい子)のオフィシャル・ライヴ映像が公開。
この映像は、氷川きよしが2019年12月に東京国際フォーラムで行ったコンサートを模様を収めたDVD『氷川きよし・スペシャルコンサート2019 きよしこの夜Vol.19』に収録。
ファンからは、さまざまな声が
ボヘミアンラプソディの日本語版。発表になったとき「なぜ日本語?」と言われてたけど、聴いてみて「氷川さんが歌うなら日本語が正解」だと思った。背筋がゾクゾクするくらい凄かった。