実はマスクを正しく使えていない人が多いらしい・・・
寒さが増し、乾燥してくるこの時季は、風邪やインフルエンザが心配。
加えて今年は新型コロナウイルス感染症への警戒もあって、マスクを常用している方も多いのではないでしょうか。
マスクに関する意識調査の結果、感染症に対する予防意識が高い半面、マスクを正しく使用できていない人が多いことがわかりました
いくら高性能なマスクでも、正しくつけなければ、その効果が充分に発揮できません。
自分に合ったサイズを選びましょう!
よく1サイズのマスクを買い置きして、家族全員で使っているという話を聞きますが、顔に合わないマスクでは、隙間から花粉やウイルスが侵入するため、十分な効果が得られません。
合っている人はいいかもしれませんが、合っていない人は自分の菌を撒き散らすことになるor他の人から菌をもらいやすいということになります。
特に、「耳が痛い」と思われる方は、顔のサイズに対して、マスクが小さいことが原因と考えられます。
自分の輪郭や鼻の高さとの相性もありますので、使ってみてフィットしないようでしたら、無理して使い続けるのではなく、別のメーカーのものに買い替えてみたほうが良いでしょう。
親指と人差し指でL字形を作り、耳のつけ根の一番高いところに親指の先端を当て、鼻のつけ根から1cm下のところに人差し指の先端を当てます。
測った長さが、9〜11cm→子供用サイズ、10.5〜12.5cm→小さめサイズ、12〜14.5cm→ふつうサイズ、14cm以上→大きめサイズがおすすめとのこと。
定規や物差しなどの長さを測れるものがないという人には、スマホの定規アプリを利用したり、お札や硬貨を使って長さを測るのがおすすめです。
千円札の長いほうの辺は15cm、一円玉の直径が2cmということを覚えておけば、それを組み合わせて簡単に長さを測ることができます。
顎にかけないようにしましょう!
一度マスクを顎にかけてから戻してしまうと、顎部分に付着していたウイルスなどの飛散物が、マスクの内側に移る可能性があります。
マスクをずらすことの影響は、時間の問題ではありません。たとえ短時間であったとしても、顎にマスクをずらし、再び口に装着すれば、病気に感染するリスクは上がります。
マスクの「上下」「裏表」を確認しましょう!
▼ 「プリーツのひだの向き」に注目
この向きにひだがあることで、ウイルスや花粉などが下に落ちていきやすくなっています
また、上下方向にプリーツがあるマスクは、広げたときにお椀型になるなら、口元が広くなる谷側の方が裏側で、山側が表側と判断しましょう。
▼ 企業ロゴがあるほうが表側