■日本の変すぎる習慣
昨年の冬にインフルエンザにかかった人のうち、なんと22.1%もの人たちが治る前に出勤していたことがわかった
「インフルエンザかもしれないと感じた際に出社しますか?」という質問の答え。「出社しない(病院に行く)」との答えが66%(132人)ですが、「症状が酷くない場合は出社する」が19%
誰が見ても熱があって具合が悪そうなのに出勤してきて、マスク越しにゴホゴホしながら仕事を頑張る、おじさんたち
■半ば、風邪でも出社するのが当たり前に
フラフラとする中動いたため倒れそうになることもあったよう。しかし、上司からすると「それが当たり前」だという
体調不良でも休まない部長。「インフルエンザくらいで休むのは気合が足りない!」
「体調管理も仕事のうちやのに。」「昔は熱が出たくらいで休めなかったで。俺は39℃の熱でも仕事してたのになあ。」
■でも、日本も少しずつ変わり「迷惑」な存在になりつつある
無理して働いても効率が悪い。そんな考えを持てない人たちが上に立っている以上は、私は頑張れない
身体に鞭打って出社し、風邪などをこじらせたら、何日も休むことになる。そのほうが上司や同僚に迷惑がかかります
季節性インフルエンザなどの影響で労働力を失う可能性が出る場合、これは決して小さな問題ではない
■そして新型コロナウイルスが流行しつつある今、もう一歩踏み込んで変化する必要がある
コロナウイルスもインフルエンザも風邪も、人にうつすウイルス感染症であるという、ごくごく基本的な知識を、改めて多くの人に思い出していただきたい
「自分が感染したら人に感染させるかもしれないし、広がるほど重症者が増える。なるべく自分が感染しない行動を」
■少しでも症状や兆候があったら「休む」を徹底
■シンガポールは咳・鼻水だけで5日休み
手洗いの徹底とともに、疑わしい症状がある人は出勤しない、抵抗力の弱い人がいる施設の訪問はしばらく見送る
渡航歴に関係なく、咳、くしゃみ、鼻水などがあれば、5日仕事を休むべしという姿勢が示されました
5日以内によくならなければ一度かかったクリニックに再び行くように促し、症状が重くなってきたら専門病院に繋げるという仕組みになっています