▼ここ日本でも問題となっている食品ロス
食べ残し、売れ残りや期限が近いなど様々な理由で、食べられるのに捨てられてしまう食品「食品ロス」。
日本では、年間2,759万トンの食品廃棄物等が出されています。このうち、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は643万トン。
毎日、大型トラック(10トン車)トラック約1,700台分の食品を廃棄しています。
これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食糧援助量(平成29年で年間約380万トン)の1.7倍に相当します。
そんなフードロスに対し、取り組みを始める企業も
▼ファミリーマートではクリスマスケーキを予約に限定
アフロ
A general view of a convenience store jointly operated by FamilyMart and Don Quijote in Tokyo, Japan on June 4, 2018. (Photo by Naoki Nishimura/AFLO) by 写真:西村尚己/アフロ
食品ロスの問題もあり、ファミリーマートではクリスマスケーキは店頭販売を基本辞め、今年から予約販売のみとなります。
ファミリーマートは、予約を推奨するキャッチコピー、「ファミクリをヨヤクリ!」を掲げ、フードロス対策にも取り組んでいることで話題を呼んでいます。
予約販売を基本とし、ケーキ23品、チキン9品など全63品のアイテムを販売。
予約制を導入することは、「作り過ぎない」「売り過ぎない」ことにつながり、食品ロスの発生源を減らすことになる。
また利益増につながるという
土用の丑でも予約のみとし、売上が2割減ったものの利益が約7割増えたことを受けての施策です。
Twitter上では評価をする声も多く、「働き方改革でもある」「これがあるべき姿」「なんでもっと早くやらなかったの?」などと投稿されている。
@morisawa2012 ファミマはそうってニュースで聞いて
去年割引ケーキを買ったのはファミマでした笑
食品ロスは絶対ない方がいいので
今年は予約するかも、しれません…!
これはほんと大事!!
食品ロス大問題!
#食品ロス #SDGs
#大量廃棄はコンビニの課題
大手コンビニのファミリーマートが、この冬のクリスマスケーキを予約販売のみに切り替えます。売れ残りをなくすことで、いわゆる… www3.nhk.or.jp/news/html/2019…
▼イオンでは来年の恵方巻について発表
イオンが「恵方巻」予約をクリスマス前に始めた理由(MONEY PLUS) rdsig.yahoo.co.jp/rss/l/headline… pic.twitter.com/da68LafLz3
イオンは食べきりやすいハーフサイズの恵方巻きを3種類から13種類に増やし、食品ロスの削減を目指します。
ハーフサイズの売り上げはこの3年で1.5倍になっていて、需要が高まっているということです。
イオンでは、さらに去年より予約の開始を2週間早めて店頭での廃棄を今年の半分に減らす方針です。
イオンリテール・デリカ商品部、鈴木雅光さん:「お客さんの必要な分だけ製造する。なるべく廃棄が出ないように努める」
▼セブンイレブンではフードロス対策の実験中