□2人に1人ががんになっている
統計によると2人に1人が生きているうちに癌を発症すると言われています。
また、日本人の死因の第1位はがんです。このことが、日本人が“がん”に恐怖心を持つ大きな理由の一つかもしれません。
□老化も発症率を上げる要因ですが、食べ物も深い関係があります
食べ物に発がんの原因があるのは事実ですが、一方で発がんを抑える力を持っているのも食べ物です。
□トマト
βーカロテンという成分は細胞の酸化を防ぎ、がんの発生を抑制するとう効果(抗酸化作用)があります。
その強い抗酸化力は、成人病の予防効果だけでなく、活性酸素を除去し、サビた細胞を新しくし、DNAの損傷をなおしてがんの予防効果にもつながっています。
また、旬のトマトを食べたほうが効果があるので夏のトマトをしっかりと食べるのがおすすめです。
□唐辛子
唐辛子の薬効成分は、一番良いとされるハーブと同じ効果があります。特に消耗性疾患に良く効きます。
また、辛み成分でもある「カプサイシン」には、体温を上げるほか、痛みの軽減や生活習慣病の予防といった効果も認められています。
体温が高い状態というのは免疫力が高まりやすく、がんにとって居心地が悪いものなのです。
□ナッツ類
くるみ、ヘーゼルナッツ、アーモンド、ヒマワリの種などには豊富なミネラルとマグネシウム、またビタミンE、Bが含まれており、酸化防止効果があります。
海外の研究では、ナッツを食べることでガンの再発率と死亡率が低くなるという結果が発表されました。
発症リスクは最大で、直腸がんで24%、子宮がんで42%、すい臓がんで32%低下した。
□にんにく
その独特な匂いの元である「アリシン」は、体内でがんを促す活性酵素を除去する効果が期待されています。
また、加熱すると同じくがん予防へ効果をもたらすという「アホエン」が出るのも、にんにく自体ががんに対して効果が期待される要因です。
□ブロッコリー