■即レス
「レス」は、「レスポンス(response)」の略語で、「反応」「応答」「返事」という意味です。
電子メールの受信後、即座に返信すること。掲示板(BBS)の書き込みに対して即座に返事を書くこと
■ビジネスなどでは「できる人」の必須条件となっているようだ
ビジネス書などでは「仕事ができる人ほどメールやLINEに即レスする」と言われています
LINE、FBやメール、携帯電話……“億万長者”は、何事においてもレスポンスが早い
即レスが返ってくると相手は安心をしてくれる。場所を越えて、相手とつながっていることを感じられる
■相手の立場に立って考えると早い方がいい
何か依頼したりお願いする立場にたって想像してもらえればわかると思いますが、返信がないと、メールをまだ見ていないのか、見落としているのか、優先順位を下げられているか、などの考えが頭に浮かびストレスに
自分の送ったメールに対してすぐにレスポンスがあると、ちゃんと自分の言うことに対して反応してくれたという安心感が生まれる
誰にどんな連絡を迅速にすべきか……」がわかっている男は、物事を冷静にとらえることができている
■一方で即レスはしない方がいいという考え方も
即レスは、仕事のデキる人が行うイメージ。一般的な考えになりつつあるし、多くの人が実践している。けれども若杉さんは「メールが届くたびに仕事を中断して返信すると、その度に集中力が切れて効率が落ちる」と言い切る
即レスこそが、現代文化のデフォルト行動だ。それは「忙しいことこそ正義だ」という、いまの世の「多忙中毒」というべき風潮を支える柱に
あえて即レスせずに、翌朝早くに返信することで、相手に「朝から仕事をするデキるひと」という好印象を与えることができます。
■相手に無理やり合わせることは仕事の質を低下させる
誰でもあなたに連絡をとることができる。彼らは(あなたのではなく)自分の都合のよい時間に、(あなたのではなく)自分の優先事項について尋ねてくる。
相手の都合に無理やり自分が合わせる必要性はありません。無理をすると自分にそのツケが返ってきます。
多くの人は、集中しているときに作業を中断すると、集中力がほぼゼロになるそうです。再び集中力を高めるには時間がかかります
5分後の返信も、2時間後の返信も、それほど大差はない。本当に急ぎならば相手から電話がくるからだ。
■また「歩きスマホ」などの社会的な迷惑行為を生む原因にも
全国の鉄道事業者、通信事業者などが共同で開始した「やめましょう、歩きスマホ。」キャンペーンのポスターが注目を集めています
「ぶつかった、とあなたは思う。ぶつかってきた、と周りは思う。」というポスターもあわせて掲出されている。
「即レスしなかった程度で失われるものを、友情とは呼ばない」とあるが、LINEなどのメッセージの返信をしながら「歩きスマホ」をしている人は、動画やニュースを見ている人よりも、さらに動きが遅い