★『マチネの終わりに』 平野啓一郎
天才ギタリストの蒔野(38)と通信社記者の洋子(40)。深く愛し合いながら一緒になることが許されない二人が、再び巡り逢う日はやってくるのか――。
「マチネの終わりに」、文庫になったら読もうと思ってるうちに映画化とキャストが決まってしまい他の要素が入れられなくなってしまったのだけど、感覚として洋子はもう少し西洋っぽい雰囲気の人かなというのがあったので、石田ゆり子さんが映画のなかでどう洋子として生きてるか、逆に楽しみでもある。
『マチネの終わりに』読了。
前半は世界情勢の記憶をたどりつつ、後半はある女性のある行動をきっかけに一気読み。
賢い人は感情のコントロールが出来る人。大事な人を尊重して慮る。依存しないで自分の足で立っている。また読み返したい。 pic.twitter.com/Ub8dGghX2T
マチネの終わりに読了。未来と過去に思いを馳せながら、一文一文を大切に読みたくなる本*\(^o^)/*洋子や蒔野の歳になってからまた読みたいな*\(^o^)/*
★『閉鎖病棟』 帚木蓬生
とある精神科病棟。重い過去を引きずり、家族や世間から疎まれ遠ざけられながらも、明るく生きようとする患者たち。その日常を破ったのは、ある殺人事件だった……。
箒木蓬生の「閉鎖病棟」読了。終盤の裁判のシーン、電車の中で涙。内容が良かっただけに、タイトルと表紙で損してると思う。そういうとこは編集者が何とかしないと!期待してなかったけど、映画も見たくなりました。
『閉鎖病棟』読了。そうだね。どれだけの閉鎖病棟がこの国にあるか。片棒かついでいても、でも担ぎながらでないと、ここにいられない。ここにいなきゃ、何もできない。変わったことが、新しく生まれたものが、助けてくれることもある。強かに、生き延びてここを出るんだ。私たちも一緒に。
精神科病棟の患者達
それぞれの葛藤を内に
明るく生きようと暮らしている
ある日殺人事件が起こる――
軽くあらすじを読んだ私は
推理小説と思ってました
スミマセン
感動するお話です!!
最後の20ページは滲む目を拭きながら読みました
#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/DPhl3jDeUL
2019年11月1日(金)公開。日本中が“むせび泣いた!”感動のベストセラー「閉鎖病棟」を国民的芸人・笑福亭鶴瓶×「愛を乞うひと」平山秀幸監督が遂に映画化!!精神科病棟で紡ぎ出される、優しき人間たちのドラマ。
★『影踏み』 横山秀夫
深夜の稲村家。女は夫に火を放とうとしている。忍び込みのプロ・真壁修一は侵入した夫婦の寝室で殺意を感じた。直後に逮捕された真壁は、二年後、刑務所を出所してすぐ、稲村家の秘密を調べ始めた。
横山秀夫さんの「影踏み」がついに映画化されるみたいですね。
小説の実写はあまり見ないのですが、横山秀夫さんの中でもファンタジー要素が含まれる「影踏み」をどう表現するのか楽しみです。
横山秀夫さんの「影踏み」読了!
全編通して、かっこいいの塊みたいなダークヒーロー 真壁修一
これを、まさやん実写で見られるなんて…やばい!最高!!
まだクランクインしてないけど、はやく見たい
やっぱり気になるのは、ヒロインよねー
#山崎まさよし
ミステリー界の巨匠・横山秀夫原作。山崎まさよし14年ぶりの主演映画。監督は「月とキャベツ」でタッグを組んだ篠原哲雄。
★『三秒間の死角』 アンデシュ・ルースルンド、ベリエ・ヘルストレム
麻薬密売組織の中枢まで上り詰めた優秀な警察の潜入捜査員パウラ。重罪刑務所に麻薬密売の拠点を築くべく、法務省上層部の極秘の後ろ盾を得て、刑務所内へ潜り込み商売を始めたが……
アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム著
『三秒間の死角 上・下 』(角川文庫)読了。
ミステリーを読むなら、1/2は我慢しなくてはならないというのが心構えだが、いきなり緊張とサスペンスに巻き込まれ、そのまま最後まで引っ張ってくれる。最近になく面白い力作でした。 #本