世界で人気が増してるTikTok
2018年6月に公開された情報によるとTikTokのアクティブユーザー数は5億人、2018年10月に6800万回ダウンロードされ、2018年第一四半期App Storeのアプリダウンロード数で世界一となった。
現地時間10月17日、中国のTikTokはインドで教育プログラムのサービスを開始した。
世界最大のマーケットのひとつであるインドでコンテンツを増やし、地元当局にアピールしようとしている。
そんな中・・・
Googleがソーシャルメディアアプリのファイヤーワーク(Firework)の買収を検討していると、ウォールストリート・ジャーナル(The Wall Street Journal)が10月4日に報じた。
TikTokの台頭に対抗する動きだと捉えられている。
中国のテック企業ウェイボー(微博)もFireworkの買収を画策中だが、現状ではグーグルのほうが有利であると伝えられている。
どんなアプリなのか
Fireworkは大人気の中国製アプリTikTokと同様に短編動画の作成やシェアが行えるアプリだ。
人間と機械学習によるキュレーションを通して、ユーザーの興味に基づいたコンテンツを紹介するという。
動画の再生時間は30秒
30秒のホームメイドの動画を制作、シェアすることができ、ほかのユーザーによる動画も視聴できる。
「30秒というのは、Snapchatの10秒と、それより長いものの中間にある、ちょうどいいスウィートスポットなのです」
このフォーマットは、TikTokによくあるようなリミックスされた音楽付きムービーよりも、短編のストーリーに向いている
特徴的なのが・・・
動画の作成者は、モバイルデバイスによる1回の撮影で、縦、横、両方のビデオを撮影できるのだ。
一方、動画の視聴者は、再生中にスマホを回転させることで、どちらでも好きな見方で、そのシーンを楽しめる。
利用者はマウンテンバイクの腕前を披露したり、ギター演奏の技を解説したりする動画を公開して楽しんでいるという。
ファイヤーワークではユーザーは匿名でコメントを付けることができない。この種のコミュニケーションは、対話形式のダイレクトメッセージに取って代わられた。
一部報道によれば、Googleが
グーグルがFireworkの買収を企む背景には、ユーチューブの優位性がTikTokに脅かされつつあることがあげられるという。
グーグルの強みと言えるのが、Fireworkの知名度を一気に世界レベルに引き上げられる点だ。