■意外にもコインランドリーが増え続けているらしい
厚生労働省の調査によると、2013年度における全国のコインランドリー数は1万6,693軒で、03年の12,849軒から約4,000軒増加
■このご時世になぜ…
利用するのは、一人暮らしの学生や単身赴任の単身者に限られ、この先、コインランドリー業界の需要は低迷すると考えられていました
「家庭でも洗えるのに、なぜわざわざコインランドリーへ?」と疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います
「今や洗濯機は一家に一台の時代、コインランドリーって商売になるの?」とお考えの方も多いかと思います
■コインランドリーの需要が広がっているワケ
共働き世帯の増加
女性の社会進出や共働き世帯の増加といったことが背景にあります
女性の就業率が上がって洗濯にかけられる時間が減少したため、週末に大量のまとめ洗いが短時間で効率的にできるコインランドリーが歓迎されるようになった
女性の社会進出やライフスタイルの変化により、「洗濯」の時間を有効に使いたいというニーズが高まっています
夜に洗濯ができない
マンション戸数の増加に伴い、夜に洗濯ができない世帯が増えており、こうした時代背景もコインランドリーの需要が伸びているという見方もあります。
夜に洗濯をしたい場合でも、近隣への音漏れを気にすることがない
共働きの家庭が多い中、夜中に洗濯をするとご近所迷惑!と言った悩みをお持ちの方が多くいらっしゃいます
夜間に洗濯が禁止されているアパート・マンションや、タワーマンションのために常に外に洗濯物を干せないというケースも増えてきている
利便性の向上
綺麗な待合スペースが設置されていたり、スマホから待ち時間が確認できたりなど、より便利に利用できるようになっています。
ひと昔前までは、「狭い」「薄暗い」「学生・単身者向け」などのイメージがありましたが、今は違います
清潔感がある店内にはゆっくりと休憩が出来るテーブルと椅子が設置してあり無料のWi-Fiが使えるコインランドリーもあります
民泊の増加
近年、外国人観光客向けの「民泊」が増えており、民泊利用者がコインランドリーを利用するケースも増えています。
これらの物件には洗濯機は常備されているものも多いですが、部屋の清掃には基本的にコインランドリーが使われています
■経営者側の視点から見てもコインランドリーは非常に魅力的