大好きな絵本をアクティブに楽しめる絵本美術館の魅力
絵本美術館は、絵本の原画を中心に、絵本と絵本作家の作品、資料を収集、保管、研究、展示、公開を主目的に設置されている。
単に絵本の原画を展示するだけでなく、自然の中で絵本の舞台を実感したり、空間絵本とも言うような不思議な世界を提供したりと、まるでアミューズメントパークのような楽しさもある。
日本には多くの絵本美術館が存在し、人気の絵本作品や絵本作家の美術館、自然と緑に囲まれた美術館などさまざま。
木々に囲まれた自然の中に多い絵本美術館
絵本の美術館を探していくと、長野県にあることが多い。場所が軽井沢に集中している、という訳でもないので、それほど観光を意識して建てているということでもない。
★安曇野ちひろ美術館
木のぬくもりあふれる館内には、約3,000冊の絵本を自由に読める部屋や木のおもちゃで遊べるスペース、北アルプスを望むカフェ、ミュージアムショップも併設されており、広い公園にも囲まれていて1日のんびり過ごすことができる。
安曇野ちひろ美術館 は、いわさきちひろと世界の絵本画家の美術館です。長野県北安曇郡松川村にあり、高校生以下は入館無料。展示やイベント、併設しているカフェの情報に加え、ちひろやコレクション作品についても紹介しています。
★安曇野絵本館
舗装されていない安曇野の森の中にひっそりと佇んでいる大人のための絵本美術館。
国内外の絵本原画を年間5~6回企画を変えて展示。館内には、所蔵約8000冊の図書室や絵本にちなんだランチやケーキが楽しめるカフェ、ショップもある。
★小さな絵本美術館(岡谷本館)
絵本作家さとうわきこが主宰し、絵本やその原画、絵画を中心に展示する。特にフェリックス・ホフマンの原画を豊富に所蔵し、ホフマン関連の書籍も出版している。
★絵本美術館 森のおうち
年5~6回企画を変えて国内外の絵本原画を展示。特に宮沢賢治の世界に力を入れている。
北アルプスの山々を屏風のようにしてそびえる有明山その裾野にひろがる広大な赤松林。 絵本美術館 &コテージ『 森のおうち 』はその中にひっそりとたたずんでいます。
★小さな絵本美術館(八ヶ岳)
諏訪湖近くにある“小さな絵本美術館 岡谷本館”の分館として誕生。ゆったりしたスペースで、八ヶ岳の雄大な自然を感じながら絵本に触れ合える。