今回の台風19号は、先月大きな被害をもたらした台風15号や、昨年の台風21号と同等の被害レベルが予想される…という発表がありましたね。10月の連休ということで旅行予定の方も多く、急いで交通機関やホテル・旅館のキャンセルを行っている状況でしょう。
キャンセル料にまつわる情報を調べたので、現状から発生の有無、支払い方法などまとめます。
【台風情報】週末の交通機関の動きは…
台風19号の接近に伴い、10月12日(土)から13日(日)にかけて首都圏エリアの在来線 および新幹線で列車の運転を取りやめる予定です。
現時点でこれだけの運休などが発表されています。先月の台風15号の時を思い出せば、運行再開が予定通りの時間となっても、混雑やダイヤの乱れが発生するのは確実です。
「日曜の朝に再開予定だからギリギリ行けるかも?」
「再開予定の1時間後だし何とかなるだろう!」
こうした判断はオススメできない、という状況ですね。
交通機関が心もとない時点で、宿泊先との連絡も取っておいた方がベターです。
【交通機関のキャンセル料】状況によってはキャンセル料がかからない
航空券
鉄道各社
新幹線や特急列車に乗っていて台風の影響で2時間以上遅延した場合は、特急・急行料金のみ払い戻されます。時間はかかったものの目的地に到着はできているため、移動の対価である乗車券は払い戻されません。
【宿・ホテルのキャンセル料】台風など自然災害時もキャンセル料がかかるのは一般的
基本的に、国内の温泉宿やホテルのキャンセル料金(発生の条件・発生のタイミング・金額)はバラバラ。なぜかというと、キャンセル料金は宿泊施設ごとに独自の設定がされています。
キャンセル料金について詳しく知りたい場合は、宿の「キャンセル既定」を確認すればOKです。
不泊 100%
当日 100%
前日 80%
2~3日前 50%
4~7日前 20%
めっちゃ、かかる……
【キャンセル既定の確認方法】予約メールや予約履歴の画面をチェック
【宿泊予約キャンセルの方法】意識したいのは「速さ」と「確認事項」
ちなみに「どの方法がよい」というのはありません。ただ、台風直前なので…対応スタッフの混乱を考えるとネットでキャンセル処理をしたうえで直接電話もしておく方が、受理が迅速かつ正確かも。(これは私個人の意見です)詳細は後述します。
①ネットでキャンセルの申請をする
ネット予約が可能な宿は、同じ手順でキャンセルが可能なことが多いでしょう。メリットは処理が速いこと、人為的なミスが起きないこと、手軽なこと。しかし、予約日が迫ったらキャンセル処理ができないような仕様になっている場合も。また、機械的な処理が為されるので、宿やホテルの配慮(「今回は頂きませんよ」の心遣いなど)が反映されない可能性もあります。※ネットでも払い戻しになる時もありますけどね
②宿に電話してキャンセルする
メリットは、非常時だからこそ対人の方が「知りたいことを迅速に知れる」という点でしょうか。キャンセルの旨を伝えるのに併せて、心配事を口頭確認することができます。キャンセル料の交渉が不可能というわけでもありません。(宿の大変さも考えると気が引けますが…)実際、「別日程での予約を条件にキャンセル料を免除」「今回キャンセル料はいいですよ」など、宿や状況によって異なる対応を受けた経験があります。
デメリットは、ヒューマンエラーなどによるトラブルが発生する可能性があること。今回は多くの人が一気にキャンセルの連絡をしていることでしょうから、宿によっては問い合わせも殺到して混乱しています。伝達ミスなどが絶対起きないとは言い切れませんし、そもそも電話がつながりにくくなる宿もあるかもしれません。
③宿にメールしてキャンセルする