①「冬季うつ」
冬になるとなぜか気分が落ち込みやすいという人は、「冬季うつ病」かもしれない。
冬季うつ病については日照時間が減少する時期に起こるのが特徴で、日光を浴びることで分泌される“幸せホルモン”とも呼ばれるセロトニンの分泌が減少することで起こる と言われています
1.早起きして日光を浴びる生活を送る。2.軽い運動を取り入れる。3.大豆製品や乳製品、青魚や肉・野菜などバランスよく積極的に摂取する
セロトニンはトリプトファンが、ビタミンB6、ナイアシン、マグネシウムの力を借りて作られている
よって、これらの栄養素をバランスよく食べることが大事になります。
②「高血圧」
血圧は季節によって変動しますが、特に冬場は色々な理由で血圧が上昇することが知られています。
冬は寒いために、熱が外部へ逃げるのを阻止しようとして、血管が収縮して細くなります。すると、血管の断面積が小さくなり、血液を送るために大きな力(血圧)が必要となる
急な温度の変化に注意:急な血圧の上昇を避けるためには、お風呂場や脱衣所を暖かくしておくことが必要です。
高血圧の人は、常に食事には気をつけていると思いますが、冬場はさらに意識して、減塩を励行しましょう。
また、寒いからといって家にばかり閉じこもっていると運動不足を招く。室内でもできる運動器具を購入するなどして、なるべく体を動かすことを習慣にしよう
③「心臓病」
心筋梗塞や心不全などの心臓病も冬に多く起こることが知られています。
10月から4月頃にかけて心筋梗塞の最重症型である心停止の発生が多い
冬に心筋梗塞が多い理由の一つとして、寒冷期の血圧の上昇、特に暖かい屋内から特に寒い部屋や屋外に移動する際の血圧の急激な変動があげられます
寒い野外に出る時は、防寒着、マフラー、帽子、手袋などを着用し、寒さを調整しましょう。
激しいを減らす:激しく怒った後や激しい運動の後に心筋梗塞を起こしやすいという統計も出ています。
④「インフルエンザ」
インフルエンザウイルスに感染すると、数日の潜伏期間を経て通常の風邪に似た症状のほかに「38度以上の発熱」「頭痛」「関節痛」といった症状が現れる。
日本では例年、12月から3月にかけてインフルエンザが流行することが多い。