■子どもが勉強してくれない…と悩む親は多い
そんな悩みを解決する方法アレコレ
■学校の授業に集中させるには「睡眠時間」が大事
まずは寝る時刻を厳守してください。低学年だったら9時までに、中学年は9時半までに、高学年は10時までに寝るのが理想です。
睡眠が不十分だと、睡眠が十分に取れている子供に比べ授業などに集中できず、学力にも影響が出る
小学生のケースです。
睡眠時間も、子供の集中力に大きく影響しています。近年では、昔に比べて子供たちの就寝時間が遅くなり、睡眠不足が深刻化しています。
■子どもを変える前に、まず「親」が変わる
勉強を嫌いな子どもを持つ保護者に共通する事実があります。それは、「親の勉強に対するトラウマ」です
親自身の意識の中に「勉強=難しい、面倒、つまらない、嫌なこと、強制されるもの」といったものが深く入り込んでおり、知らず知らずのうちに「否定的な声掛け」「否定的な行動」 として表に出てきている
親はなるべく勉強に対してネガティブな言葉を用いないようにします。
リビングで新聞を読む、読書をする。調べ物をする時は、ネットでササっとではなく辞書で調べる。料理本を研究するなど、普段から親も日々学ぶ姿を見せる事が子どもの勉強癖を付ける一番の近道
■勉強の神聖化をしないようにする
勉強はどこでもできます。
~でなければならないという押しつけをしないようにします。
無理やりさせようものなら、「勉強=苦痛なもの」というイメージが定着して、ますます自分から勉強しなくなってしまいます。
雑誌を読むお母さんの隣で、などできる限り親の存在を感じながら勉強する方が集中力の継続やつまずきの防止に繋がる
大好きなお母さんの隣でジュースを飲み、お菓子を食べながら勉強するのは、子どもにとってとても「楽しい時間」なのです。そんなふうに「勉強=楽しい時間」と感じられるような、ちょっとした演出をしてあげてください
■普段より子どもに質問し「考える力」を養う
人は質問されると、それに答えようとして考えて頭を使う。親が日頃からたくさん質問をすれば、子供の「考える力」が自然に養われていく
答えがわかっていることは質問しないのが鉄則です。どうして「宿題はやったの?」と質問するかというと、宿題をやっていないと知っているからです
子どもをやる気にさせるには、自分の意志でやっているという気持ちにさせることです。つまり、子どもに選択肢を与える
例えば、「宿題、どれから始めるの?」「何時から始めるの?」など
■あまり深く考えずに「取りあえず1問やらせる」
「宿題、とりあえず、1問だけやってみたら?」と声をかけましょう。宿題を全部をいっきにするのはハードルが高くても、1問だけなら、やってみようという気持ちになる