□突然の眠気
眠気は夜だけでなく、仕事中にも襲ってくるものです。
すぐに眠気を覚ましたいのに、なかなかスッキリできない……ということはよくありますよね。
眠いと仕事でパフォーマンスを出せませんし、それが残業にもつながりますからね。なんとか寝不足を解消したいところ。
□血糖値の上昇が深く関係しています
血糖値が上昇することにより、血糖値を下げるインスリンという物質が過剰に働き始めます。
インスリンの分泌量のコントロールがきかず過剰分泌になり、血糖値が下がりすぎて低血糖になってしまうんです。
低血糖になると脳の栄養分であるブドウ糖が少なくなってしまい、脳の活動も鈍くなってしまいます。つまりこの低血糖の状態が、昼食後の眠気を引き起す原因になるんですね。
□何かを口に含む
「噛む」という行為には、脳を刺激する作用があります。
特におすすめなのがガム。ガムをよく噛むことは、顎をよく動かす事になり、脳の覚醒作用を促し眠気が覚めると言われています。
野球選手などは良く試合中にガムを噛んでいますよね。あれは集中力を上げるため に噛んでいるそうです。
□体を冷やす
手や顔を洗って目を覚ますのは、とてもポピュラーな方法です。冷たい水で顔や手を洗えば、一発で目が覚めますよ。
何度も席をはずして顔を洗う時間が無い人などは、保冷タオルなどを持ち込んで首元にかけてあげるのも効果的だと思います。
□ストレッチをする
仕事中に同じ姿勢で座り続けていると、一部の筋肉が緊張し硬直した状態になります。そして血行不良になり眠気に襲われます。
会議中など目立ちたくないときは、足の指を動かしてみよう。これはエコノミークラス症候群にも効果のある実践的な方法です。
□仮眠をとる
昼食後すぐに、10~15分の短時間の昼寝をすれば、午後に眠気が襲ってきません。
人は15分の仮眠でおよそ3~4時間の睡眠時間を補うことができると言われています。
人間の脳は1時間以上寝てしまうと起きたときに倦怠感などに襲われてしまいます。仮眠を取る際は基本30分以内にしましょう。