◆ときどき変な食欲に襲われることってありませんか?
ときどき特定の食品を無性に食べたくなることってありますよね。
そして、食べても食べても満足しない変な食欲。
これって実は体からのメッセージなのかもしれません。
みなさんはときどき“○○が無性に食べたい!”なんて思うことありませんか?
そして食べだすと“もっともっと食べたい”となかなか止められなくなるなんてことも……。
それはただの食欲ではなく、あなたの身体にある栄養素が足りていないというサインかも。
食べたくなるものと足りない栄養素は一見関係の無さそうなものばかりです。
▼チョコレートが食べたい
空腹時や疲れているときにチョコレートが欲しくなることがよくありますが、これは糖分やカフェインなどで血糖値を上げたいと感じているから。
もしリラックスした状態でもチョコレートに手が伸びるのはマグネシウム不足と考えられます。
これは月経前にチョコレートを食べたくなる女性に多いのも特徴的。
昆布やアーモンドなどのナッツ類、ゴマ、豆、全粒小麦などを食事に加えてあげましょう。
▼しょっぱいものが食べたい
しょっぱいものが欲しい時は塩分が不足しているのではなく塩に含まれるミネラル不足が原因かもしれません。
身体から水分とミネラルが奪われた状態で、しょっぱいものを食べていると脱水症状が悪化することもあります。
野菜や海藻からミネラルを補給するようにしてみましょう。
しょっぱいものが食べたいと感じたとき、それは身体のミネラルが不足しているときです。
ミネラル不足は免疫力を低下させるため、病気にかかりやすい状態ともいえます。
塩分の補給は大切ですが、補給しようとして過剰に塩分を摂っているケースがよく見られます。
身体から水分とミネラルが奪われた状態で、味が濃いものばかり食べると、更に脱水状態になってしまいます。
▼炭水化物や甘いものが食べたい
3大栄養素といわれる炭水化物・たんぱく質・脂質の栄養素
甘いものや炭水化物を食べたくなるのは、たんぱく質・脂質が足りていない可能性があります。
甘いものや炭水化物を減らすことに重点を置くより、タンパク質と脂質の摂取に重点を置くほうが良いかもしれません。
甘いもの、炭水化物をやたらと欲するタイプの人は、ほとんどの場合、タンパク質と脂質の消化がうまく出来ていないことが多い。
タンパク質と脂質からエネルギーを供給できない場合、体は炭水化物からエネルギーを作らざるを得なくなってしまいます。
甘いものや炭水化物を減らすことに重点をおかず、脂質やタンパク質の摂取、消化、吸収を改善すること
タンパク質と脂質の摂取、消化、吸収を改善することに力を注ぐことによって、やがて甘いものや炭水化物をさほど欲さなくなっていくはず。
▼油っこいものが食べたい