激化する香港デモ
香港では2019年6月17日、中国への犯罪容疑者の移送を可能にする「逃亡犯条例」の改正案の撤回を求め、立法会(議会)前で学生ら数百人が座り込みを続けました。
逃亡犯条例改正を撤回しない香港政府トップの林鄭(りんてい)月娥(げつが)行政長官の辞任を求める声も高まっています。
逃亡犯条例改正案を契機とした香港の大規模デモの背景として、中国の香港支配の圧力が高まっていることへの抗議と見られます。
香港で続いている週末の大規模デモが9週目に入り、新たな地域への拡大や過激化する傾向が出ている。
堅尼地城ではそれを上回る人が抗議に加わった。前日の3日には警察とデモ隊による衝突も発生していた。
遂にデモ隊に警官が発表した!!
中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案の撤回や警察のデモ隊への「暴力」停止を求めるデモが行われ、警官隊とデモ隊が衝突した。
香港メディアは警察筋の話として、警官数人が拳銃を抜き、うち1人が空に向け1発発砲したと伝えた。
発砲で負傷者が出たとの情報はない。デモ隊の一部は行動を過激化させた。
香港の周辺に軍隊も集結…今後どうなるのか?
香港からわずか25キロの深セン市に軍用車両の車列が移動している動画がSNSに投稿されている。
トランプ米大統領は13日、米情報機関から得た情報として、中国政府が中国本土と香港との境界沿いに軍部隊を移動させていることを明らかにし、自制を呼び掛けた。
トランプ大統領はツイッターに「米情報機関から中国政府が香港との境界に向け軍隊を移動させているとの報告を受けた。誰もが落ち着いて行動し、安全を確保する必要がある!」と投稿した。
ただトランプ氏が新たな動きについて述べたのか、それともこれまでも報道されている境界沿いでの動きについて言及したのかは現時点で明らかになっていない。
どこかの時点で北京が武力制圧に出て、「第2の天安門事件」になってしまうのではないか。
様々な声が
今夜、香港荃灣で発生した威嚇発砲事件の真相。鉄棒を持った暴徒らに攻撃された警察らは、命の危険があると判断し、自己防衛のために威嚇発砲を行った。ネット上では既に切り取られた事実歪曲の報道が出回っているが、発達したネット社会で真相を隠すのは難しい。 pic.twitter.com/0WUjgidsXx
荃湾の商店街でデモ隊に拳銃を向けたうえ(発砲したとの情報も)、やめるように求めた市民を足蹴にする警官。これはいくらなんでもメチャクチャだ!香港警察の大失態! pic.twitter.com/lcjEbIBt3c