「夢」が実現！香川真司がスペイン2部サラゴサに完全移籍

スペイン2部レアル・サラゴサは現地時間9日、ドルトムントから日本代表MF香川真司(30)を完全移籍で獲得したと発表した。

2010年にセレッソ大阪を旅立ち、ドルトムントやマンチェスター・ユナイテッドといった名門クラブでプレー。

これまで2度のブンデス優勝、プレミアリーグ優勝などを経験してきた。

ドルトムント通算7年目の昨季はファーブル監督の構想外となり、シーズンの後半にトルコ1部のベシクタシュへ期限付き移籍。

シーズン終了後に再びドルトムントに復帰したものの、プレシーズンツアーやキャンプには帯同せず、新天地探しに奔走。

ベシクタシュは香川の再獲得を希望していたが、香川はスペインでプレーすることを「以前からの夢」として強く希望。

これまでにベティス、セルタ、ヘタフェなどが興味を示していると報じられたものの、進展のないまま新シーズン開幕が近づいていた。

1932年に創立され、リーグ制覇の経験こそないものの、コパ・デル・レイ（国王杯）を6度も制した古豪。

しかし、2部に降格した2013−14シーズンから6季連続で1部昇格を逃すなど低迷しており、復活の切り札として香川に注目。

サラゴサが日本人を獲得するのは、現名古屋所属のMF長谷川アーリアジャスール（2015−16）以来2人目となる。

契約期間は2年間で、香川は既に現地入り。

クラブ公式サイトによると、来週中にも本拠地ラ・ロマレダでお披露目会見が行われる予定。