▼あれ?今、私のスマホ鳴ってない?と思う時がある
着信だと慌てて確認したのに、実際は電話も新着メールもなかった
▼そして、スマホが振動していると思う時もある
バイブレーション機能を設定をしている人なら経験したことがある
▼これは「幻想振動症候群」という名前があるらしく…
実際には振動していない携帯電話が振動しているように錯覚する現象、“ファントム・バイブレーション・シンドローム”
ファントム・バイブレーション・シンドロームは一種の錯覚
アメリカで行われた研究では、調査に参加した大学生の80%が幻想振動症候群の症状を一度は体験していることがわかっている。だが、1日に1回以上、頻繁に発生している場合は、スマホ依存症のサインかも
▼スマホに過度に敏感になっているが故の反応だった( ゚Д゚)
「着信に対して神経質になっている時ほど経験しやすい」
この現象は、上司や友人、恋人など、気になる相手からの連絡に過敏になっている、ストレスフルな状況で起こりやすくなっています
携帯電話は、着信音や光、振動など、あらゆる手段で私たちの注意を引こうとします。そして私たちは常に次の通知を待っている状態
音がするたびに、脳内でわずかなコルチゾールやドーパミンが放出され、メールなどのメッセージが来るたびストレスを感じたり、幸せを感じるようになります。そして、知らず知らずのうちに、私たちはもっと早く反応しなければ…となっていく
▼もちろん、他にも原因はあって…
携帯端末をずっとポケットに入れていると自分の一部になってしまうのが理由とのこと。端末が自分の一部になり、端末の振動を着信通知として知覚することに体が慣れてしまう
電話やメールの着信を逃すまいとするあまり、着信かもしれない感覚に対して過敏になっている。この結果、服の擦れや筋肉の痙攣などから受ける刺激を携帯電話のバイブと勘違いするようになってしまう