気にするにおいのNo.1は「口臭」
他人の口臭は気づいてもなかなか教えてあげられない。つまり、自分でチェックするしかないのだ。
まずは自分でできる口臭チェックを
① 唾液でチェック
舌の上や歯と歯ぐきの溝部分などを指で触ってみて、付いた唾液の匂いを嗅いでみてください。
② コップやビニール袋に息を吐く。
「自分のニオイは自分では気づきにくい」ため、この方法は24時間体の中から出ているニオイというより、一過性のニオイのチェックに向いています。
最もシンプルで手軽な方法ですが、鼻が慣れてしまうと分かりにくいことも。
③ 舌の表面を、ティッシュやきれいな布でふき取ってニオイをかぐ。
舌の表面にある白や黄色っぽいポツポツしたものを舌苔(ぜったい)といい、これがニオイの原因になっていることがあります。
舌苔が多い人は舌ブラシなどでお手入れを。
④ 人にチェックしてもらう
家族や近しい友人にチェックしてもらうのは、最も手軽で確実なチェック方法です。
ニオイが深刻だったり、自分のニオイが過度に気になる場合には、口臭専門外来などを受診するのも一つの手。
歯科や口臭外来では口臭が数値化されるので、改善の過程までよくわかるというメリットもあります。
⑤ 歯垢染めやデンタルフロスを使う
歯垢だけを染める液(薬局で市販されている)を使って、歯垢が残っていないかを確認する。
デンタルフロスで歯と歯の間、特に根元のほうをよくこすってからにおいを嗅いでみる。鼻をつくにおいがしたら注意。
やっておきたい口臭を防ぐ3つのケア
◆ 毎日の歯みがきで「汚れ」をしっかり落とす