◆『べしゃり暮らし』(土曜夜11時15分、テレビ朝日)
森田まさのりの同名コミックを劇団ひとり演出でドラマ化。若き漫才コンビの成長とさまざまな人間模様を描く。
学校一笑いに貪欲な主人公・上妻圭右(間宮祥太朗)は、高校生ながら元プロの芸人だった辻本潤(渡辺大知)と運命の出会いを果たす。やがて2人は漫才コンビを結成し、厳しい漫才の世界へと踏み出していく。
脚本は「相棒」シリーズの徳永富彦、音楽はドラマ「ROOKIES ルーキーズ」も手掛けた高見優。
・漫才界が舞台だけに複数のコンビ&元相方が登場
「べしゃり暮らし」に駿河太郎と尾上寛之が出演する。駿河と尾上が演じるのは、プロ漫才コンビ・デジタルきんぎょの2人。“デジきん”と呼ばれ、圭右や辻本に大きな影響を与えるコンビだ。
「べしゃり暮らし」に浅香航大と早乙女友貴が出演。浅香と早乙女が扮するのは、圭右と辻本がのちに所属するお笑い養成所の漫才コンビ・るのあーるのメンバー。圭右とステージ上で笑いのバトルを繰り広げるほか、ときに場外乱闘に発展することも。
「べしゃり暮らし」に小芝風花が出演。小芝は辻本の元相方で、やがて主人公コンビとお笑いの世界で激しく競い合う漫才師・鳥谷静代役に決定。辻本のことを相方としても恋愛相手としてもあきらめきれていない、お笑いに強い情熱を注ぐ女子高校生だ。
◆『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(火曜夜10時、TBS)
原作は佐々木倫子の漫画「Heaven? ご苦楽レストラン」。
フレンチレストランを舞台に、石原さとみ演じる風変わりなオーナー・黒須仮名子が、個性あふれる従業員・伊賀観(福士蒼汰)や川合太一(志尊淳)らと繰り広げるコメディードラマ。
脚本は映画『センセイ君主』(2018)、『ヒロイン失格』(2015)などの吉田恵里香。
・性格真逆の役を演じる福士&志尊は“特撮ヒーロー”コンビ
仮名子を支えるシェフドラン(上級ウェイター)・伊賀観を演じるのが福士。真面目で融通が利かない堅物だが、個性的な従業員たちのまとめ役。
志尊は、伊賀に憧れる元・美容師見習いの無邪気なコミドラン(ウェイターアシスタント)・川合太一役で出演。
志尊は『烈車戦隊トッキュウジャー』でライト/トッキュウ1号を、福士は『仮面ライダーフォーゼ』でフォーゼ/如月弦太朗役を演じた“特撮ヒーロー”という共通点がある。
◆『TWO WEEKS』(火曜夜9時、フジテレビ)
同名韓国ドラマを日本版としてリメーク。三浦春馬演じる結城大地が、娘を救うため逃亡するタイムリミットサスペンス。
刹那的に生きていた結城は、一方的に別れを告げた女性から、自分との娘がおり、その娘が白血病だと告白される。ドナーに適合するも、何者かにはめられ逮捕された結城は、2週間後の移植手術のため逃亡を図る。
比嘉が演じるのは、主人公・結城(三浦)の元恋人・青柳すみれ。8年前に結城から一方的に別れを告げられた後、結城に黙って娘のはな(稲垣来泉)を産み、シングルマザーとして育ててきた。
比嘉愛未
・三浦貴大&鈴木仁が主人公を追い詰める刑事バディ役
三浦貴大は、比嘉演じるすみれの婚約者で、三浦春馬演じる主人公を追い詰める敏腕刑事役。