田代まさしがEテレ『バリバラ』に復帰する!その理由とは
“薬物依存症”をテーマにした「教えて★マーシー先生」を、4日と11日の2週にわたって放送する。
福島広明制作部長は「今回は、依存症の当事者や家族が社会から孤立して再犯を繰り返してしまうという現実を、当事者の声でお伝えするということで、お招きしました」
「バリバラらしいスタイルで、依存症の方がどういうふうに回復していくか、社会がどのように依存症と向き合っていくのかを考えるいい材料になるのではないかと考えております」と説明。
過去の犯罪歴については「薬物依存症をテーマにしておりますので、その他については(刑期を)終えているという認識を持っております」と問題視していない見解を示した。
田代まさしは過去3度も覚醒剤で逮捕されている
ミュージシャンやお笑いタレントとして活躍した田代氏は90年代後半ごろ、テレビのレギュラー番組を週12本も抱えながら特別番組にも出演する超売れっ子だった。
田代氏は過去3度、覚醒剤取締法違反の容疑で逮捕された。
2001年、2004年、2010年に逮捕されている。合計7年間も服役していた。
一方で、過去に盗撮での書類送検や風呂場をのぞいたとして逮捕歴がある。
2014年7月に服役を終えてから、もう5年が経過。出所後はダルクのスタッフとして活動しながら、各地で薬物に関する講演を行っている。
かつては年収が1億円あったと明かしているように、相当な売れっ子だった田代さん。現在の月収は13万〜14万円とのこと。
田代さんは出所後にネットテレビに出ている。そこで現在の生活について語っている。
田代まさしがEテレ『バリバラ』に出演した
薬物依存のリハビリ施設で活動中の田代氏は、登場するなり「ピエール淳之介です」と、違法薬物事件で逮捕された芸能人の名前をもじってあいさつした。
最初に薬物に手を染めた当時を「全部面白いことを言わなければならなくて、だんだんと精神的におかしくなっていった」と回想。
覚醒剤に手を出した理由は「つらかったからだ」と打ち明けた。
「疲れて、これ以上は泳げないってときに『この浮き袋は違法です』と書かれた浮き袋が流れて来た」と覚醒剤の誘惑を例え話で表現。
違法と分かっていても「やめられると思ってたから」手を出してしまったという。
「仕事のための薬だったのが、だんだん薬のための仕事になって、そのうち仕事はどうでもいい、薬さえあればいいやって…。仕事中心から薬中心になった」
「(刑務所内は)ただ悪のコネクションが広がるだけ。どうやったら捕まらないかって話になる」と覚醒剤使用を繰り返した理由も告白。
田代まさし「芸能界の荒波で一生懸命泳いでました。頑張ってたんで、ちょっと足がつりそうになって疲れて。溺れて死んでしまうかもしれない。そこにですよ。違法ですって書いてある浮き袋が流れてきました。これ捕まっちゃおうかなと。自分でやめめられると思ってたから」 #バリバラ pic.twitter.com/EWwKO3cMQP
田代まさし「コントロール喪失になるのが依存症なんですよね、先生」松本「そうなんですよ、基本的にはコントロールできない。だから使ったことのない人が自分の感覚でもっとこう気を引き締めてとか、強い意志を持ってっていうのはそれは無理な話で」 #バリバラ