低い声の人の方が周りからの信頼が高い!
低い声には、安心感や信頼感を感じさせる効果もある。
お笑いコンビ髭男爵ひぐち君は声が高く、山田ルイ53世は響く低音の持ち主。
ヨーロッパの天然水の売り込みを行い、結果は、山田ルイ53世の圧勝。
声が低い候補者のほうが能力や強さの点で勝り、より信頼がおけると答えた人が男女とも多かった。
プレゼンや交渉の場で相手に信頼してもらい説得するためには、低くて落ち着いた、よく通る声で話すことが必要なんです。
視聴者の信頼感を高めるため、意識的に声を低くした、という逸話は有名だ。
アナウンサーの小宮悦子氏の言葉です。
なぜ声が低い人は信頼されるの?
低い声は理性的、落ち着いている、安心感。高い声は感情的、興奮している。この印象を学習によって脳にインプットされている
メラビアンの法則によると、【ヒトの第一印象に影響する要素】は聴覚:38%(声の高さ/大きさ/抑揚など)
声が低いほうが重圧感があり、発する言葉が信用されやすい
人は緊張した時、高い声になってしまう。高い声で話すと相手は興奮や不安を読み取ってしまう。
低い声を出す方法!
アクビをしてください。上あごの奥の柔らかい部分「軟口蓋(なんこうがい)」が上がり、口の中のスペースが大きくなる。音が良く響く様になる。
にこっと笑うと頬の筋肉が上がり、上あごの奥の柔らかい部分「軟口蓋(なんこうがい)」も上に持ち上がる。
テレフォンオペレーターは、電話ごしで表情が見えないが、デスクに鏡を置き、笑顔を確認しながら仕事をすると言うが、それは表情が声がに影響を与えるから。「笑声」
やや低めの落ち着いたトーンで最初から話せるよう、低音が調整しやすい「おー」「もー」など、低い音を意識して息を流しましょう。
「信頼ボイス」にはトレーニングも大事!
声を変えるためには横隔膜を鍛えるトレーニングが必要
低い声を出す時には舌は低い位置にあるものです。
舌をスムーズに動かせないと、どっちつかずの曖昧な声しか出せなくなってしまいます。
仕事以外でも人間関係で低い声の本領発揮!
タンザニアの狩猟採集民族の男女を取材、声を録音して分析したところ、低い声の男性ほど多くの子供を持っていることが判明。
声の高さが22.1Hz(周波数)下がると、会社規模では$4億4,000万(約450億円)の増加を意味し、年収は$187,000(約1,900万)高くなる。
低い声のトーンを用いて会話すると、話している本人の自己認識も変化して、自分をよりパワフルに思えるようになる
低い声でテキストを読んだグループの方が、自分や周囲の人たちをよりパワフルな存在だと認識している。自分がパワフルであるフリをしていただけでも、思考回路に影響を及ぼすことが明らかになりました。