石を積むというアート Rock Balancing
小さな頃によく遊んだ「石」。そんな石を積み上げて作る、「ロック・バランシング」を知っていますか?
接着剤なしで正真正銘、石を置いただけだなんて、みんな信じられる(゚艸゚)
子供の頃、誰もがした事がある遊びでも、極めれば立派な芸術になる時があります。
ロックバランシングとは
ロックバランシング(ストーンバランシング)は、古くから世界中で親しまれている、自然石を絶妙のバランスで積み上げるバランスアート
石あるところに、ロックバランシングあり。
アートの1つに数えられていて、棒やワイヤーや接着剤などを使わずに石を積み上げるというのが取り決められています
使う素材は「石」のみ!道具もいりません!
小さい頃、遊びで石を積んでみたことがある人は、相当多いのでは。
その創作姿勢は、まるで石と対話しているようで、どこか禅に似ているところがあります
ただの石積みも、突き詰めればアートに。
小さな石の上に大きな石がほんの小さな接点で逆立ちする瞬間。そこには石と人間が語り合い、交感する超越的な何かが働いているのを感じます。石の中により調和的なバランシングを創造するのを援助してくれるエネルギーや意識を感じる人もいます
ロック・バランシングの第一人者、マイケル・グラブ氏
アメリカ・コロラド州を拠点に活躍するMichael Grab(マイケル・グラブ)さんは、自然にある石を絶妙なバランス感覚で積み上げるユニークなロックバランシングのアートを制作しています
まるで重力をコントロールし接着する事から「Gravity Glue」と名付け活動を続けています
とても地味な作業ですが、とても根気のいる作業を彼は2009年あたりから継続しています
あなたにも出来るかも!? 石を積むコツ
石を上手く積み上げるコツは、「石が自立するために必要な『三脚』になる要素を、石の中に見つける事」
上から指で圧をかけると、安定するポイントがわかります。
大きいものから小さいものまで、どんな石にもその三脚は含まれている
ロックバランシングアーティストによると、積めない石はないのだそうです。
「あまり深く考えないで、目に付いた石をパッと取るんです。あとは、完成形の見映えをイメージしながら組み合わせていきます」
考えるな!感じろ!ということでしょうか。
驚嘆のロックバランシング動画
奇跡!ロックバランシング ギャラリー