◆『サイン-法医学者 柚木貴志の事件-』(木曜夜9時、テレビ朝日)
韓国のヒットドラマ「サイン」(2011年)を日本版にリメークした法医学サスペンス。
さまざまな事件の真相を追い求める無骨な天才解剖医と新人女性法医官が、“真実”を隠蔽しようとする絶対的権力に立ち向かう姿を描く。大森南朋が、偏屈かつ無頼な天才解剖医・柚木貴志を演じる。
脚本を羽原大介と香坂隆史が執筆。七高剛と山本大輔が演出を担当する。
・地道にキャリアを重ね『ハゲタカ』でブレイクした大森
多くの映画やドラマに名バイプレーヤーとして出演する大森南朋。
大森 南朋は、父は俳優・舞踏家の麿赤児。兄は映画監督・大森立嗣。1993年に麿赤兒主演の『サザンウィンズ日本編 トウキョウゲーム』でデビュー。
マニアックな映画やTVドラマの脇役など地道に出演を続け、主演を務めた2003年の映画『ヴァイブレータ』で、関係者から高い評価を得た。その後、2007年のドラマ『ハゲタカ』で主演を演じたことがきっかけでブレイク。
◆『わたし旦那をシェアしてた』(木曜夜11時59分、日本テレビ)
小池栄子が、7月4日よりスタートする木曜ドラマF『わたし旦那をシェアしてた』にて主演を務めることが決定。りょう、岡本玲が共演を務め、“同じ男を愛した女”として激しいバトルを繰り広げる。
本作は、同じ男性を愛した3人のシングルマザーが、愛と欲望のために戦いながら、“愛した夫”が残した謎と嘘に巻き込まれていく“ファイティングミステリー”。
脚本を『ガリレオ』『鍵のかかった部屋』などで知られる仁志光佑氏、演出を『探偵が早すぎる』の湯浅弘章氏が担当する。
・グラビアアイドルから名バイプレーヤーに転身した小池
20代前半にはグラビアアイドルとして活躍していた。当時のグラビアは戦国時代。小池は骨太でグラマラスな体型を逆手に取って"威圧系"を名乗り、第一人者となった。
27歳で主演した映画『接吻』では、毎日映画コンクールなどで主演女優賞。2011年公開の『八日目の蝉』では『第35回日本アカデミー賞』の優秀助演女優賞など、グラビア卒業後に女優として完全に一人立ちした。
12年からの「リーガル・ハイ」(フジテレビ系)シリーズや、15年のNHK朝ドラ「マッサン」をはじめ、バイプレーヤーとしての地位を確立している。
◆『Iターン』(金曜深夜0時12分、テレビ東京)
福澤徹三の同名小説を原作に、ムロツヨシがテレビ東京ドラマ初主演で、古田新太とW主演を務める。
広告代理店に勤める営業マン・狛江光雄(ムロ)が、ヤクザが行き交う“修羅の街”に左遷され、自分を取り戻すために奮闘。狛江はあるトラブルをきっかけに、ヤクザ・岩切猛(古田)の舎弟にさせられ、個性の強い2人の組長の間で右往左往する。
「下衆の愛」「獣道」の内田英治が全12話の脚本、監督を担当した。